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  • キノシタ が「アクティブサバイブ グループのロゴアクティブサバイブ」グループに投稿しました。 2018年12月18日 8:57 AM

    帚木蓬生の『信仰と医学~聖地ルルドを巡る省察~』を読んだ。
    彼の小説のファンで、ほとんどの作品を読んでいるが、これはルルドの泉の奇跡を、現地で考察したもの。
    赤貧の少女ベルナデットの前に、聖母マリアが15回現れるのだが、住民らの反応と次第に高揚していく姿が印象的。
    実際に起きたことを詳細に検証していくが、ベルナデットは「聖母マリア」とは言っていない。
    その美しい人は「私はイマキュレ・コンセプシオン」だと名乗るが、これは「無原罪の宿り」で実質マリアを指す。しかし、ルルド地方の方言しか話せず、フランス語を知らなかったベルナデットがこの言葉を知っているはずがない。
     
    ルルド医学検証所が認定した奇跡の多くはプラシーボ効果でも説明が可能だが、数例は「奇跡」としか言いようがない。
     
    重症の気管支喘息に罹っていたベルナデットは、35歳でこの病のために亡くなる。最期にルルドの泉の水を飲むのだが奇跡は起きなかった。

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